羊羹とナイフ

日々の記録。毎日1000文字くらいの日記を書くのが目標

スキップとローファー

DMMの70%オフをきっかけに買ってみました。結果、とてもよかったです。

 

もう、しませんから。 ~青雲立志編~/西本英雄 第3話「富山きときとインタビュー!」 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ (moae.jp)

 

このインタビューを読んで、ずっと気になってたんですよね。

ここで語られている、石田三成が頭が良すぎて誰にも理解されてないんだけど島左近だけはわかってて~みたいな関係性がいいなって思って。

でも読んでみて、みつみちゃんをそんなに嫌われないキャラに修正したおかげなのか理解されないみつみちゃんを志摩くんだけは理解してる……という話ではなく、さわやかな青春の群像劇という印象を持ちました。

 

この作品で特に魅力的に感じたのは感情を素直に言葉で表されているところ。

主人公のみつみちゃんは率直に人のすてきな所を褒めるし、それ以外でも、言葉には出せないけどこういう感情を抱いてて~っていうのがモノローグで語られているからそのキャラにも「こういう気持ちってあるなー」って思って親近感を抱けてしまう。

特に好きなのは、演劇部の兼近先輩が高嶺先輩を励ますために昔作った映画を上映してくれるシーン。

兼近先輩は初登場の印象があまりよくなかっただけに、こういう見せ場があるとぐっと来てよかった。

たぶん根っからの悪人っていないものという信条がこの作品全体に流れてるのかな。

上記のインタビューで語られているミカちゃんの立ち位置もそんな感じだし。

 

ミカちゃんといえば、この先みつみと恋のライバルみたいになっちゃうのかな~今も若干なっちゃってるけど……。

あまりギスギスした展開になったりはしてほしくないけど、志摩くんへの気持ちは憧れだったという感じでは終わらなそうだしなぁ。

でもどう転んでもナオちゃんがいい感じに締めてくれるんだろうなと期待しています。

(それこそナオちゃんはミカちゃんの生きづらさがわかってるっていう島左近石田三成の関係に近いものがあるのでは……?)